人生いろいろ、何でも見てやろう、やってやろうの精神で、気の向くまま、思いつくままの、気ままな自己雑記帳
座禅 と聞いて、数日前の新聞記事を思い出した。

曹洞宗の大本山である総持寺が早稲田大学 野呂影勇教授と共同開発で、禅座と呼ばれる椅子を開発した。 とあった。

禅寺で「座禅」と言えば、畳に座布(座禅布団)を敷き、脚を組むイメージしか湧かない。
禅寺が主体となり、椅子を開発する意図は何なのだろう?

その記事をさらに読むと、実は最近の寺では椅子がブームとなっているようだ。
その理由は


  • 最近の葬儀会場では椅子が利用されている。

  • 高齢者や若年者は正座が苦手であるため、写経道場や参禅会場にも椅子が準備されている。

  • お寺でもカウンセリングが実施されるようになったが、その場合椅子を利用することが多い。


とある。 時代は変化しているのだ。

また、曹洞宗の開祖である道元は「座禅が即ち悟りである」と説いたと言われている。そのことからすれば、椅子であれば何でも良いというわけではなかったのだろう。

たとえ椅子であっても、「身」、「息」、「心」が安定しやすい、つまり「調身・調息・調心」を促す機能が必要とされたのだ。
座布であれば、自分に合うように位置を調整するなり、融通が利くが、一般的な椅子は固定的で、身体を椅子に合わせるタイプのものがほとんどである。

結局座禅の本来の目的を達成するためには、パラマウントベッドのように器具が身体に向き合う機能を要求していたのだろう。

ちなみに、その記事には 開発された椅子が、大阪府太子町にある 岡政椅子製作所 で注文生産されるとあった。価格は40万〜50万円。

最高機能なマッサージチェアと比較しても いい値段である。
この椅子を必要とするのは誰なんだろう?




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